一般皮膚科

一般皮膚科は、日本皮膚科学会が認定する皮膚科専門医である当院長が、皮膚症状全般を幅広く保険診療で行う診療科になります。

皮膚が赤く腫れている、肌にかゆみやブツブツがある、虫に刺された、いぼやたこがある、やけどをした、じんましんやアレルギーによるかぶれがある、水虫、日焼けで肌が痛いなど、皮膚の異常や症状が対象になりますが、爪や髪といった部位につきましても皮膚の一部ですので、巻き爪や爪が割れている、円形脱毛症で悩んでいるという場合もご受診ください。

また皮膚は、昔から全身を映す鏡とも言われ、栄養不足や全身疾患の一症状として、炎症や肌荒れ、かゆみなどがみられることがあります。そのため、湿疹やかぶれだと思って皮膚科を受診したら、内科疾患が原因だったということも少なくありません。このように予想だにしなかった病気を発症していることもありますので、気になる皮膚の異常につきましては、速やかに皮膚科である当院をご受診ください。

なお、初期診療（プライマリー・ケア）の結果、高度な医療機器による検査や治療、入院加療、専門医療機関での診療が必要と医師が判断した場合は、当院の連携先でもある高次医療機関などを紹介します。

当院では、乾癬（尋常性乾癬、膿疱性乾癬）、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎、皮膚リンパ腫などの皮膚疾患の患者様につきましては、エキシマライト（波長308nmのUVBを照射する）と呼ばれる紫外線光源による光線療法を行います。

エキシマライトはナローバンドUVB（311±2㎚の波長域のUVBを照射）などと比べても輝度が高いことで知られています。また、同療法であれば治療したい部位にピンポイントで照射できるほか、照射時間も1ショットで数秒~数十秒程度と短くて済むので患者様のご負担も軽減されます。また紫外線に含まれるとされる有害部分につきましてはフィルターでカットされる構造になっていますので、この点につきましても配慮した医療機器となっております。